単焦点レンズの特徴と撮影方法

今日は、レンズ交換式のカメラを使っているユーザーであれば、誰しも使ったことがある。あるいは使ってみたいと思う単焦点レンズについて考えてみたいと思います。

単焦点レンズでオシャレな写真を撮りたい!

先ずは単焦点レンズの特徴を知ろう!

ズーム機能がない

単焦点レンズとは名前の通り焦点距離が一つしかないレンズのことです。

つまり、ズーム機能がついていません。

これだけ聞くと不便なレンズかもしれませんが、単焦点ならではの特徴を知ると撮影がとても楽しくなりますよ!

単焦点は明るいレンズが多い

複数のレンズを制御するズームレンズと違い、単焦点レンズはその構成枚数が少なくてすみます。その分多くの光を取り込み、収差が少なくて高画質というレンズ設計ができるんですね!

レンズの側面にF○○などの表記を見たことがあると思いますが、これはそのレンズの明るさを表す数値となっています。一般的にはF2.8より小さい数字のレンズが明るいレンズと呼ばれる傾向にあります。

明るいレンズの2つの大きなメリット!

1、何と言っても開放でのボケ感が素敵

明るいレンズの最大の特徴の一つがとろけるような綺麗なボケにあると思います。

被写界深度という言葉を聞いたことがありますか?

交換レンズは明るいレンズほどF値を小さく設定できるという特徴があります。F値を小さくすればするほど被写界震度が浅くなり背景がボケていくんですね。

被写界深度とはピントを合わせた位置の前後の写り方と考えれば分かりやすいかもしれません。被写界深度を浅くするとピントの前後がボケていき、深くするとピントの前後がはっきりと写るようになります。

これが明るいレンズはよくボケるというカラクリです。

2、シャッタースピードを稼ぐことができる

シャッタースピードに関しても大きなアドバンテージがあると言えます。

一丸レフカメラのオートモードを使って室内で写真を撮ってみてください。ストロボなどが無い限りブレブレの写真を量産してしまうはずです。

なぜかと言うと光の量が足りないと判断したカメラが、自動的にシャッタースピードを遅くして光をたくさん取り込もうとするからです。

シャッタースピードが遅くなると自身の「手ぶれ」、被写体が動くために発生する「被写体ブレ」の影響をもろに受けてしまうことになります。

子供達の可愛い写真が撮れたと思い、パソコンに取り込んでがっかりするパターンは避けたいものです。僕は何度も経験しました・・・

そこで、明るいレンズで撮影するとどうなるでしょうか?

多くの光を取り込むことができるので、暗いレンズと比較すると確実にシャッタースピードを上げることができるはずです。これはとても大きなメリットになります。

※F値を小さくしすぎるとピントが合う範囲も薄くなっていくので注意

単焦点レンズの撮影方法

さて、ここからは撮影方法について考えてみたいと思います!

冒頭にも書きましたが、単焦点レンズはズーム機能がついていませんよね。一見不便に感じるかもしれませんが、これも考え方次第なんです。

写真を撮る上で一番重要な「構図」を自分の足で作る必要があり、距離や角度を意識することができるようになります。写真上達の近道かもしれませんね!

僕が息子を単焦点レンズで撮るときは、まず一緒に遊びます。被写体に合わせて自分も動きシャッターチャンスをうかがいます。自然な表情が欲しいですからね!

ビタッと止まった写真にする場合、シャッタースピードは1/500秒くらいあってもいいと思います。もう一歩前に出て撮る楽しさがわかってくると沼に片足突っ込んだも同然です。笑

まとめ

単焦点レンズの特徴を知ることによって、さらに撮影が楽しくなりそうですね!

ちなみにメーカーによっては撒餌レンズと呼ばれる格安の単焦点レンズがあるので、興味のある方はそちらをチェックしてみてください。

 

レンズ沼へようこそ!笑

 

では

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