染料と顔料の違い。CanonのインクジェットプリンターPIXUS PROの紹介

先日ヨドバシカメラに行ってきました。

なんとなくプリンターコーナーに寄ったらCanonのプロスペックプリンターがずらり!うん、これは素通りという訳にはいきませんね・・・

なにより目に止まったのが、Lレンズを彷彿とさせる赤ラインが入ったPROGRAF PRO-1000でした。カッコイイ!Canonユーザーとしては是非使ってみたい!・・・

しかし、お値段を見るといつも通りクッソ高い訳です。・(ノД`)・。

もう少し現実的なものがないのかと思い、先に進むと二台の気になるプリンターを発見しました。金額も十分検討できるレベルだったので、とりあえずカタログお持ち帰りです。笑

CanonプロフェッショナルプリンターPIXUS PRO

今回気になったCanonのインクジェットプリンターはPIXUSの上位機種だったようです。しかし、この二台のプリンター見た目がほとんど変わりません。何が違うのかと思い調べてみると、なにやら搭載されたインクの性質が違うようです。染料と顔料の違いは最後に詳しく書きたいと思いますので、まずはこの二台のプリンターの特徴を見ていきましょう!

染料インク搭載。PIXUS PRO-100Sの特徴

こちらのモデルは8色の染料インクを搭載することによって、高発色でツヤのある表現が可能です。なにより僕が気になっているのは3色の黒インク(マットブラック・フォトブラック・グレー)です。モノクロ写真もそうですが、夕陽や朝陽など明暗差がきつい条件で、どこまで暗部の色を再現できるのか気になりますよね。

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顔料インク搭載。PIXUS PRO-10Sの特徴


「クロオプティマイザー」含む顔料インク全10色のシステムを搭載することにより、フラッグシップモデルのPRO-1に匹敵するほどの色再現力があるようです。微妙な階調や、奥行き感も表現でき、顔料インクなので耐候性も高いです。

条件はありますが、フォトフレームに入れて直射日光に当たらないという条件なら60年ほどもつようです。色褪せた頃には僕はもう生きてないかもしれません・・・笑

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染料インクと顔料インクの違いについて

紹介した二つのプリンターですが、大きな違いは搭載されたインクにあります。

簡単に説明すると顔料インクは着色に用いる粉末が溶けきってない塗料で、染料インクはそれが溶けきった塗料の事を指します。

Canon以外のメーカーにも当てはまることなので、是非この機会に覚えておいてください。

染料インクの特徴

染料インクの特徴は、インクがプリント用紙の内部に染み込むことで着色されているという点です。用紙の表面にインクの凹凸ができないので、顔料より発色・光沢感が優れていると言えます。

特に光沢紙との相性が良く、鮮やかな印刷が可能です。個人で使用する分にはあまりメリットに感じませんが、印刷スピードが速く生産性が高いのも特徴の一つです。

注意点としては、水濡れやにじみに弱く、光や空気に触れると時間が経つにつれ色が薄くなったりすることがあります。

顔料インクの特徴

顔料インクの特徴は、染料とは違いインクの粒子がプリント用紙の表面に残ることで着色されています。染み込んで広がることがないのでにじみに強く、高階調で高精細な印刷が可能です。特に黒の表現が優れており重圧感のある仕上がりに期待できます。

注意点としては擦れ、剥がれに弱いのと、光沢紙に印刷した場合反射光によってムラが出やすい点です。

まとめ

染料インクと顔料インクの特性はつかめたでしょうか?

写真を印刷するプリンターを選ぶには、それぞれの特性を良く理解しておく必要がありそうです。

光沢感や鮮やかさを優先するなら染料インク、深みや階調の豊かさを優先するなら顔料インクという認識は一般的に共通していると思います。

プロの方ですと耐候性や印刷スピードなども重要な要素になりそうですね!

僕もお気に入りの写真をA3以上でプリントしたい〜

 

では

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