RAW現像で迷子になった時は「かすみの除去」と「明瞭度」で写真の雰囲気を変えてみよう!

みなさんRAWデータの現像ってどうやってますか?

僕は誰かが教えてくれるわけでもないので完全に自己流です。たまにユーチューブで海外のフォトグラファーさんが説明してくれますが、当然何を言っているか分かりません・・・

ユーチューブ動画を翻訳して音声化してくれるソフトがあったら3秒で買います。笑

ということで、今日は僕がRAW現像でどうして良いか解らなくなったときに、気分転換でよく使う方法をざっくりとご紹介したいと思います!

この方法でそのまま仕上げることはないのですが、そこからヒントを得る場合もあるので、現像の引き出しを増やしたい思う人は是非試してみてくださいね(≧∀≦)

「かすみの除去」と「明瞭度」を上げる

現像作業は時間が経ってしまうと、記憶が曖昧になるせいか迷子に陥りやすくなりますよね。

本当にどうして良いか解らなくなった時は、かすみの除去と明瞭度を上げて写真の雰囲気をガラッと変えてしまうのもありです。意外と自分らしくない絵が出てきて面白かったりします。

 

帯広のとある庭園で撮った写真です。RAW画像で何も調整していない状態で書き出しています。

いつもはここまでやりませんが、解りやすいようにかすみの除去+100明瞭度+100で調整してみます。

どうですか?まるで絵画の様ですね。笑

かすみの除去と明瞭度を上げると黒つぶれ箇所が出てくるので、黒レベルとシャドーを下げて調整してください。

RAWの方がいいじゃねーか!という声も聞こえてきそうですが、これはこれで面白いですよね。30秒あれば完成するので色々な写真で試してみました!

夕暮れのメルヘンの丘です。なんだかモヤっとしています

少し眠たい感じの写真もかすみの除去+50明瞭度+50でホワイトバランスを微調整しただけでバキッとします。畑のラインがえげつない(゚皿゚)

数年前に伊勢神宮で撮った力強い巨木も弄ってみました!

かすみの除去+30明瞭度+30で露光量を上げてハイキーで仕上げてみました。これも1分以内で完成です。時間がある時に丁寧に神々しく仕上げてみたくなりました(≧∀≦)

最後に美幌峠の霧氷。とても美しく鬼のように寒い朝の写真です。

少し霧がかかっていたので、それを活かすような現像がしたいところですが、容赦なくかすみ除去+50、明瞭度+50で調整!

若干黒つぶれした部分があったので黒レベルを少し下げました。

全体的に引き締まったような気がします。全然違いますね・・・

まとめ

かすみの除去を色々な写真で試してみましたが、明瞭度と合わせて使うとさらに効果が際立つような気がします。

今回は大げさに調整しましたが、黒つぶれが出た箇所はシャドーや黒レベルを下げてあげると綺麗に階調が戻ってきます。RAWで撮る重要性を再認識できました。レタッチしたときの耐性が全くちがいますね(゚皿゚)

HDRと違って調整次第では自然な感じに仕上げることもできるので、色々と試してみてくださいね!

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