今日のテーマは写真を撮るうえで重要な「構図」についてです。
構図には色々なパターンがありますよね。
日の丸や三角、対角線や放射状、額縁にS字など数えるときりがなく、瞬時にそれを選択し判断するのは至難の技です。
そこで、今日は基本中の基本でもある三分割法について考えてみたいと思います。
風景写真における三分割法の考え方
三分割法とは、画面を縦・横3分割にして、その交わったところに被写体やポイントとなるものを配置する手法です。
僕はこの三分割法だけでも困ることはないかもしれません。
多少線からズレてしまったりもしますが、細かいことは気にしなくてokです!大事なのは何となく意識することです(≧∀≦)
水平線や地平線の境界や、空の割合を分けるだけでも写真の出来栄えが変わってきますので、写真を始めたばかりの人は是非試してみてください。
それでは実際の写真で見ていきましょう!
美瑛のクリスマスツリーの木ですが、丘を下から1/3くらいに収めて空を広く切り取りました。右側の交点には主題の木を配置。左上の交点には何もありませんが、太陽や鳥、雲なんかがあれば最高だったかもしれません。
この写真も美瑛で撮ったものです。ラインは完全にズレていますが気にしません!笑
光が射した畑を下のラインに、厚い雲を上のラインに配置しています。かわいい木と建物は左右の交点に振り分けるイメージで撮ったと思います。
もう少し右に振っても良かったかもしれませんが、光が一瞬入ってくれたので急いでそのままシャッターをきりました。
横の分割ラインは前景と遠景の配分を考える際にもよく使います。下のラインに前景のアイスバブル、上のラインには遠景の山と雲を振り分けてみました。
自撮りする人は10秒タイマーで交点まで早歩きしてくださいね。笑
で、僕が何でこの三分割法押しなのかと言いますと、その他大勢の構図達も結局この三分割法の中で展開できると思うからです。
理屈っぽいのが好きじゃないというのもあるかもしれませんが、このアングルはこの構図。あの形はこの構図なんてやっていたら大切な一瞬を撮り逃してしまうような気がするんですね。汗
三角構図
上の写真は「三角構図」とも言われるかもしれませんが、僕の中では三分割法です。上のラインで湖と空の境界を分け、橋の先端も同じラインに窄まっていくように合わせています。
対角構図
「対角構図」も基本的な考え方は一緒ですね。
崖の境目を対角に持っていきますが、空と前景を1/3で振り分けていて、交点に太陽が入るようにバランスとっています。
放射構図
放射状に広がる場合はどうでしょうか?実はこれも同じ考え方で大丈夫です。
広がりの出発地点にあたる部分を交点に配置することで、バランスが崩れやすい構図でも安定感を出すことができます。
日の丸構図
男は黙って日の丸構図!!これに関しては何も言うことがありませんが、個人的には大好きな構図だったりします。ばかにしてはダメですよ。笑
まとめ
どうでしたか?
僕の中で三分割法は構図の極みです。小難しく考えるよりもまずは沢山シャッターをきって撮影を楽しみましょう。慣れてきてから少しずつ崩して自分らしさを追求していくのがいいかもしれませんね!
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