写真が上手な人とは?過度なレタッチは悪なのか?

皆さんこんばんは。

先日アサヒカメラのとある特集がツイッターで物議を呼んでいましたね。

まぁ、簡単に言えばレタッチのやり過ぎに注意ということなんですが、今回は大好きな風景写真家の方がその特集に携わっていたのもあり、少しだけ自分でも考えてみました。

写真の上手い人とは・・・

色々と定義は難しいですが、自分が考える写真の上手な人とは「素材(RAW)を上手に記録できている人」です。

感動的な瞬間に出会ってもRAWをしっかり残せていないと、どんなにレタッチしたところで満足いく仕上がりにはならないでしょう。

適切な露出、ピント、構図で記録された精度の高いRAWデータにこそ真の価値があると思います。

カメラの知識は勿論ですが、フィールドでの経験や本質を見抜く力を養い、少しでも高品質なRAWを残せるようになりたいものです。

過度なレタッチは悪なのか?

そしてここからが今回の本題。現像・レタッチに関しての僕なりの考え。

結論から言うと僕は合成だろうが、過度なレタッチだろうが思う存分やればいいと思っている派です。

むしろデジタル時代における作品の個性は現像・レタッチ作業でつくられるものだと思っていたりもします。

海外の風景写真家はそれをよく理解しており、露出ブレンド・被写界深度合成など、ありとあらゆるデジタル技術を駆使してフィルムカメラでは不可能だったアートのような世界観を作り出していますよね。

今後、デジタル化とインターネットの高速化で「写真」のあり方も大きく変化していくと思います。

しっかり自分の作品の方向性を理解し、最適な場所で活動することが重要なんだと思います。

これは今の時代、写真に限らず言えることかもしれません。

糠平湖のアイスバブルが美しい!

米美知子先生はフォトコンで血の滲むような努力をして結果を出してこられた方ですし、ネイチャーへの愛が作品からも感じられます。なので、何でもありの今の風景写真に危機感を感じているのかもしれませんね。

僕も自分の写真の方向性を再確認して、迷いなくシャッターを切っていけるようになりたいと思います(≧∀≦)


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